白髪染めについて解説します。

どうも、SELAh矢野諒です。

第三回

今回は白髪染めについて解説します。




僕は今時のヘアスタイルをメインでつくっているイメージがあるかもしれませんが、駅前と住宅街の間にいる僕を支えてくださって、メンタルや体調の心配まで考えてくださるのは、自分の母世代の主婦の方達です。

子供が手を離れ、より女性らしくありたいという気持ちの強い本当に素敵な方が多く、ニーズに応える為には白髪染めは切っても切り離せないものとなっています。


しかし、時代の流れに合わせて、どんどん進化する薬剤の知識を敏感に取り入れることが、なかなか難しいと思います。


ホームカラーとは比較にならない程の低ダメージ、その理由、ただ黒く染めるだけではなくデザイン性が広がっている事、そして時間がかからない事、、など。


そういった正しい情報やメリット、デメリットを伝える事が僕の重要な役目だと思っています。
前置きが長くなってしまいました。




<白髪染めと通常のファッションカラーの違い>

通常のヘアカラー剤(ファッションカラー)と白髪染めの決定的な違いは、

白髪染めには、白髪をしっかり染めるための染料が、

ファッションカラーに比べ濃く入っています。

その為、明るさに制限ができてしまいます。

そして、明るく染めれば、染料が薄まるので色持ちは悪くなってしまいます。



<白髪の予防の為に>

・栄養バランスを考えた食事。

・質の良い睡眠。

・ヘッドスパやマッサージによる血行促進。


ありきたりですが、大切です!



<白髪の対策>

早い段階での白髪染めはなるべく使用しない事を推奨しています。

白髪が増えてきたら、まずはファーストグレイ。

ヘアカラーと白髪染めをMIXさせていきます。

部分で気になる方は、その部分だけ濃くしたり、塗布量を変えて調節します。

その後は、お一人毎の髪質や、なりたいスタイルにより慎重に使用する薬剤を変えていきます。


というか、白髪染めのみで使う事は、僕はほとんどないですね、、

白髪染めが悪いというわけではないですが、どうしても、暗くなってしまうので。

顧客様は大抵、10レベルくらいでしっかり染まっている!という感じです。

(伝わりづらかったら申し訳ありません)



すでに他店で白髪染めをされている方の場合は、どんな薬剤が使われているかわからない状態からの白髪染めになりますが、なかなか難しい技術になってきます。トリートメントなどで徐々に透明感を出しやすくし、まずコンディションを整えるという事が大切です。



ホームカラーで繰り返し白髪染めをされている場合、髪の内部に必要以上のカラーが残留し、硬くなっている場合がほとんどなので、硬くゴワつく状態を柔らかくする為に、3回程度1ヶ月間隔で通っていただきたい事をお伝えしています。
本当に柔らかく、透明感のある髪に変わるお手伝いができればと思っています。



白髪を明るく染めるのも、得意ですのでお任せください。


それにしても、本当に白髪染めは奥が深いです!!